10月22日は、ベガルタ仙台からロシアのCSKAモスクワに電撃移籍した、西村拓真の誕生日。22歳となった西村へ、CSKAモスクワの公式アカウントは「ハッピーバースデー」と祝福のメッセージを投稿。これに、地元サポーターも続々とコメントを寄せている。

　西村はロシア・プレミアリーグの第８節、スパルタク・モスクワ戦に83分から出場してリーグデビュー。10月10日（現地時間）に開催された国内カップ戦では、初スタメン、フル出場を飾ったが、PK戦で失敗するなど不発に終わっている。

　出場機会こそ少ない西村だが、チャンピオンズリーグ（CL）の登録選手リストにはしっかり入っており、プルゼニ戦、レアル・マドリー戦ではベンチ入り。また、リーグ戦でもほぼ毎試合ベンチ入りを果たすなど、虎視眈々とチャンスを伺っている状況だ。

　そんな西村に対して、サポーターからは温かい言葉とともに、以前同クラブに在籍していた"先輩超え"を願う声も寄せられている。

「おめでとう、あなたに幸運を。タクマ、適応し順応することは簡単ではないことを、我々は理解しているよ」
「タクマ、お誕生日おめでとう！ きっとこれから君のための"時"がやってくるよ。君はそのチャンスを待ち、いざとなったらそれを逃さず、最大限に活用してほしい！」
「ハッピーバースデー！ 私たちを失望させないでほしい、君にはすごく期待している。ホンダを超える必要があるぞ！」
「年齢と同じ数のゴールが得られることを祈っています！」
「本格的なデビューを待っている！」

　かつて同クラブに在籍していた本田圭佑越えを願う声も多い中、CSKAモスクワはリーグ戦で３位と好調だ。CLでは第１戦、アウェーでプルゼニと引き分けた後、アウェーでR・マドリーに勝利。10月23日（現地時間）にはアウェーでローマ戦に挑む。

　異国の地で22歳となった西村に、チャンスが訪れることを期待したい。