【ルヴァン杯】遠藤渓太がニューヒーロー賞に輝く! 横浜からは齋藤学以来5年ぶり

2018年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分の力だけで得た賞ではない」

遠藤は、今季ルヴァンカップでグループステージ5試合、プライムステージ4試合に出場し、コンスタントに活躍した。(C) SOCCER DIGEST

 10月22日、ルヴァンカップのニューヒーロー賞が発表され、横浜の遠藤渓太が2018年の受賞者に選ばれた。
 
 ニューヒーロー賞とはルヴァンカップにおいて、大会を通じて最も活躍が顕著であった、21歳以下の選手1名を表彰するもので、2004年には長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、2011年には原口元気(ハノーファー/ドイツ)といった日本代表の主力に成長した選手も受賞。昨年は当時ベガルタ仙台に所属していた西村拓真(CSKAモスクワ/ロシア)が同賞に輝いた。
 
 遠藤は横浜下部組織出身で東京五輪世代の20歳。今季からは背番号11を背負い、持ち前の切れ味鋭いドリブルを活かして、リーグ戦24試合に出場し2得点を記録。ルヴァンカップではグループステージ5試合、プライムステージ4試合に出場し、コンスタントな活躍を見せるなど、チームにとって17年ぶりの決勝進出に貢献した。横浜からは2013年の齋藤学以来、5年ぶりの選出となっている。
 
 受賞にあたり遠藤は、「この度、ルヴァンカップのニューヒーロー賞に選ばれたことを大変嬉しく思います。自分の力だけで得た賞ではないと思いますし、チームメイトやスタッフ、すべての方のおかげでこのような賞を得ることができたと思っています。大会を通して自分としては受賞に値するプレーを披露出来たとは思っていないので、残りの試合で自分の価値を証明出来るように頑張っていきたいと思います」と謙虚な姿勢を示した。
 
 また10月27日に行なわれる"神奈川ダービー"となった湘南との決勝について聞かれると「みんなで掴んだ決勝だと思いますし、去年負けた悔しさをみんな知っていると思うので、ここまで来たらスコアとかではなく、最後に僕らが勝てればいいと思います」と力強い意気込みを語った。
 
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