C・ロナウドとメッシが不在のクラシコは何年ぶり? その当時のメンバーには若き日のイニエスタも…

2018年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

当時のバルセロナにはイニエスタの他…

C・ロナウドとメッシという二大クラックがいない久々のクラシコ。それは一体、いつぶりなのか? 調べてみた。 (C) Getty Images

 現地時間10月28日にキックオフとなるバルセロナとレアル・マドリーの「エル・クラシコ」だが、今シーズン初の対戦は、長年両軍の顔として君臨してきた"二大クラック"のいない状況でのものとなる。

 長くラ・リーガの覇権を争ってきたバルセロナとマドリー。近年、この世界屈指の2チームを牽引してきたのが、クリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシだ。近年のクラシコでは、常に両者の一挙手一投足が話題の中心となり、二人のゴールが結果を左右してきた。

 しかし、今シーズンの最初の伝統の一戦では、両者をピッチで見ることができなくなった。

 まずC・ロナウドは言うまでもなく、今夏の移籍市場で長年蜜月の関係にあったマドリーからユベントスに移籍。そしてメッシは、20日に行なわれたセビージャ戦で右肘の橈骨を骨折し、クラブが3週間の離脱となることを明らかにしたため、マドリー戦の欠場が確実となったのだ。

 彼らが不在のクラシコは2007-08シーズン、12月23日に行なわれたリーガ第17節以来、約11年ぶりだ。その時はメッシが負傷で欠場、C・ロナウドは当時、マンチェスター・ユナイテッドに所属していた。

 ちなみに11年前の対戦時は、バルセロナにロナウジーニョ、サミュエル・エトー、さらには現在ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタがおり、対するマドリーにはラウール・ゴンサレス、ヴェスレイ・スナイデル、ロビーニョ、アリエン・ロッベンといった豪華な面々が揃っていた。

 試合は、当時ブラジル代表FWとして活躍していたジュリオ・バチスタのゴールでマドリーが1-0の勝利を飾り、敵地カンプ・ノウで快哉を叫んでいる。

 同じくカンプ・ノウで行なわれる今回のクラシコは、バルセロナが勝点18で首位に立っているのに対し、マドリーは勝点14の5位と、対照的な状況下で迎えることになった。はたして、2大スター不在のなかで、いかなる結末を迎えるのだろうか?

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