【2014南関東総体】女子代表校レポート|日ノ本学園

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

3連覇に向けて、引き出しを増やす。

日ノ本学園
所在地:兵庫県姫路市香寺町香呂890
創 立:1893年 創 部:1991年


 インターハイと選手権を制した二冠女王。プレシーズンに行われた、めぬまカップも制し、連勝街道を驀進している。池尻(3年)、八坂(3年)、大竹(3年)らが織りなす攻撃は、スピードで昨年を上回り、全国を制した魅力的なサッカーに新しいスパイスが加わった。万屋(3年)の離脱で生じた微かな不安も、攻撃力のある稲田(3年)の起用で消し去ろうとしている。近畿大会優勝後、チームの課題を「決定力不足」と総括した田邊友恵監督。その原因が「やれることが増えてきた分、どれを最優先すればいいかの整理がついていない」というのだから、贅沢すぎる悩みではないか。
 
 組み分け抽選前は「強い学校がみんな逆の山に入ってくれれば」と語っていた田邊監督。常盤木学園、藤枝順心が同じ山に振り分けられたが、連覇への自信が揺らぐことはないだろう。
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