【2014南関東総体】女子代表校レポート|開志学園JSC

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

福井の壁を破り、次のステージへ。


 創部元年に選手権出場を果たした開志学園JSCが、この夏再び、全国大会に挑む。圧倒的なスピードで突き進むチームを指導するのは鈴木聡監督。「選手権が終わってからは守備の練習は一切していません」。この地域に君臨してきた強豪・福井工大福井を退けたゲームも、前半から積極的な戦いぶりが目についた。堀江(2年)の高さを徹底的に活かし、セットプレーのこぼれ球から、宮澤(2年)が決勝点。「本来なら、もう少し松本(3年)を中心につなげるのですが」と鈴木監督は苦笑するが、相手ゴールへの多彩なルートの存在を裏付けるセリフだ。
 
 インターハイでは「どうせなら、強豪と当たりたい。昔、ウチ(JSC)で指導していた田邊友恵監督は同年代ですし、まずは日ノ本学園。あるいは常盤木学園」。強気な指揮官の希望が叶うなら、それは日本一を決める戦いの場だ。
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