「僕には獲るべきタイトルがまだたくさんある」怪童エムバペが“メジャー大会総なめ”の野望を語る

2018年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

ブッフォンも「バロンドールにふさわしい」と太鼓判。

若くしてW杯優勝を経験したエムバペは今後、メジャータイトルをいくつ獲得できるのか。そしてバロンドールは? (C)Getty Images

 弱冠19歳にして世界の頂点に立てば、天狗になってもおかしくない。だが、パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表のキリアン・エムバペは違う。

『ESPN』によると、エムバペはフランスのラジオ『RMC Sport』で、「僕にはまだやるべきことがたくさんある。すべてを成し遂げたいんだ」と、オリンピックやチャンピオンズ・リーグ(CL)など、あらゆるタイトルを手に入れたいと野望を露にした。

「フランス代表では、まだEUROで優勝していない。それに、僕はオリンピックにも出場したいとも思っているんだ。パリSGでは…みんな分かっているよね? そう、僕たちにはチャンピオンズ・リーグ制覇という大きな目標が残っている」
 
 モナコでプロデビューを飾ってから、短期間でスターダムにのし上がったエムバペは、いまやバロンドールの候補にも名前が挙がるほどの選手に成長した。ただ本人は、「それについてはもっと後になってから話すべきじゃないかな」と、現時点で騒がれるのを望んでいないようだ。

 しかし、その実力はサッカー界のレジェンドが認めている。今シーズンからチームメイトになったジャンルイジ・ブッフォンは、「ワールドカップという大舞台で見せたクオリティーを考えれば、キリアンは確かにバロンドールにふさわしい」と太鼓判を押す。

「イタリアでは、キリアンはロベルト・バッジョやアレッサンドロ・デル・ピエロ、フランチェスコ・トッティらと比較されているんだ。類まれな才能とテクニックを持っている。そのクオリティーは、これまでなかなかお目にかかることがなかったものだ」

「キリアンは怪物だよ。ベストを目指し続け、情熱を保ち、謙虚であり続ければ、彼はとても長く続けてやっていけるはずだよ」

 12月でようやく20歳になるエムバペは、今後のプロ生活の中でいくつトロフィーを掲げられるのか。さらなる飛躍を楽しみにしているファンは少なくないはずだ。
 

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