伊ジャーナリストが”日本のメッシ”堂安律を称賛!「スアレスやロッベンのような成長過程が理想」と提言も

2018年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

オランダでプレーする堂安の成長過程にも注目

ウルグアイ戦で念願の代表初ゴールを決めた堂安。クラブでのモヤモヤは吹き飛ばせたか!? 写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 4-3と勝利を収めた火曜日のウルグアイ戦で、森保ジャパンの右サイドアタッカーを務めた堂安律は代表初ゴールを記録。弱冠20歳で、新生日本代表のエース候補の名乗りを上げた。

 そんな堂安を、イタリア人ジャーナリストのアルフレード・ペドゥッラ氏が自身のサイト『ALFREDO PEDULLA』で、「オランダを征服:日本のメッシ、堂安律」というタイトルで紹介した。

 堂安が兵庫県出身であることやガンバ大阪でプレーしていたこと、加えて10代で渡ったオランダでの活躍ぶりなどを要約した後、ペドゥッラ氏はこう綴っている。

「堂安は最高のスキルを持っている。果敢に攻め込み、短い距離で加速し、相手を引きはがす。ゲームのビジョン、ドリブル、正確なシュート。彼の特性がとてもよく似ているので、母国では"日本のメッシ"と呼ばれることも少なくない。

 一説には、ペップ・グアルディオラが彼に関心を寄せているようだ。だが、彼の所属クラブは獲得を回避した。

 かつて在籍していたルイス・スアレスやアリエン・ロッベンの後を追うように、堂安もフローニンヘンで経験を積んでからステップアップして成長過程を描くのが理想だろう。決して簡単なことではないが、堂安を育てたガンバ大阪のモットー、"ガンバル"を体現している彼ならば、きっとそれができるはずだ」

 エールディビジが開幕して8試合を消化した現時点で、フローニンヘンは18チーム中17位と低迷が続いている。堂安の得点は開幕戦の1点のみ。日本代表に合流する直前の試合では、本来のポジションである2列目ではなく、慣れないワントップでのプレーを強いられたりもした。

 だが、今回のウルグアイ戦で待望の初ゴールを決めたことで、モヤモヤは吹き飛ばせたのではないだろうか。堂安が再合流したフローニンヘンは、10月20日(現地時間)にヘラクレスとのアウェー戦に臨む。
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