「タトゥーはあまり歓迎されていない…」親日家の伊代表MFが訪日時のエピソードを地元紙で告白

2018年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本が大好き」と愛を強調しつつも…

その両腕にびっしりと刻まれたデ・ロッシのタトゥー。それには多くの日本人が驚きを覚えるはずだ。 (C) Getty Images

 ローマ一筋18年の"バンディエラ"、ダニエレ・デ・ロッシは親日家としても知られている。そんな35歳のイタリア代表MFは、地元紙『Il Messaggero』のインタビューで、日本と文化について自身の考えを語っている。

 昨年6月には、オフシーズンを利用して愛妻のサラ・フェルバーバウムさんと日本を訪れたことをSNSで報告し、話題をさらった。そんなデ・ロッシは、同紙のインタビューにおいて「行きたい場所はいくつかある。ブエノスアイレスなどの南米の国々は、サッカーが観光と直結している」と話しつつも、「日本は大好きになんだ。だから別の地域を見てみたい」と"日本愛"を強調している。

 さらにデ・ロッシは、来日に際して、荷物以外の"準備"をしていたことも明かしている。それは自身の身体に刻まれたタトゥーに関するものだ。

「行く前に日本にはタトゥーをあまり歓迎していない人がいることを知ったんだ。悪い意味でのサプライズを避けるために、どこなら行っても問題がないのか、どこへ行ったらタトゥーを隠すべきなのかを事前に聞いたよ。僕らはゲストでしかないから注意深く、伝統文化には大きな敬意を払わないといけない」

 日本人へのリスペクトを欠かさないデ・ロッシは、「タトゥーは昔、マフィアを連想するものだったから、高齢の方はあまり受け入れていないようだ」と語りながらも、「でもさ、僕ってマフィアっぽくないだろ?(笑)」とジョークを飛ばしてみせている。
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