【2014南関東総体】代表校レポート|柳ヶ浦

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

大分の勢力図を変えるべく全国上位を狙う

柳ヶ浦
所在地:大分県宇佐市大字江須賀939
創 立:1910年 創 部:1966年
主なOB:仁部屋和弘(Fリーグ大分)

 現フットサル日本代表の仁部屋和弘が10番を背負っていた2005年度選手権以来二度目、インターハイでは初となる全国出場だ。三度優勝している新人戦などのタイトルは取っていたものの、久しく全国には手が届かなかった。
 
 だが、今回の地区予選では準決勝、決勝といずれも逆転勝ちを収めての優勝。特に決勝ではGK碩(3年)が退場しながらも、交代出場の石川(3年)が活躍するなど全員で歴史を塗り替えた。
 
 高いサッカーセンスを持つエース小野田(3年)とペルー出身のCBアントニオ③が攻守の軸。加えて攻撃的SBの廣岡(3年)や技術の高いMF松澤(3年)、優れた決定力を持つ長岡(3年)らの運動量をベースとした全員攻撃・全員守備で勝負する。
 
 同校は県北部の宇佐市内に位置する。11年度選手権4強の大分や大分鶴崎、大分西など、「人口も違うし、(中学時に選手が)クラブで育てられている」(野口監督)大分市内のチームを目標に柳ヶ浦は強化を図ってきた。その大分西や大分鶴崎を破って優勝した意味は大きい。次なる目標は、全国初勝利を経ての8強進出。県内の勢力図を塗り変えるつもりだ。
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