【2014南関東総体】代表校レポート|佐賀東

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

課題を突き詰めて目標の全国4強へ。

佐賀東
所在地:佐賀県佐賀市南佐賀町3-11-15
創 立:1963年 創 部:1963年
主なOB:赤崎秀平(鹿島)、中原秀人(福岡)。

「自分らの目標は全国ベスト4。これを越えられるようにしたい」
エースの川内(3年)が宣言するように、目標はFW赤崎(現鹿島)らを擁した08、09年に続く全国4強、それ以上の成績だ。
 
 快調な滑り出しを見せたプリンスリーグ九州2部では、新人戦九州王者の鹿児島実、那覇西などに勝利。今回の地区予選決勝では、守りを固める佐賀商の攻略に時間を要したものの、ポゼッションで圧倒して相手を走らせ続け、後半17分から5得点を決めて勝利を手にした。
 
 川内や井上達(2年)と田中辰(3年)のダブルボランチが長短のパスを操り、幅のある攻撃から田中優(3年)や福元(3年)がクロスを供給。地区予選決勝では中原(3年)ら交代出場組が3得点を決めるなど「誰が出てもいい状況」(蒲原監督)という選手層の厚さもある。また守備面も経験のある西原(2年)と峰(3年)のCBコンビが安定するなど心強い。
 
 ただ川内は、「まだまだ決定力がない。全国では通用しない」と気を引き締める。「全国4強」の目標達成に向けて課題はあるが、それをしっかりと突き詰めて全国の舞台に立つはずだ。
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