強豪ウルグアイに勝利できた要因は?森保一監督は選手の“メンタリティ”を称賛

2018年10月17日 サッカーダイジェスト編集部

「同じ目線でウルグアイ相手に戦ってくれた」

森保監督がウルグアイに勝利できた要因を語った。(C)SOCCER DIGEST

 FIFAランキング5位のウルグアイに、日本は見事に4-3で勝利を飾った。
 
 日本は10分、中島翔哉からのパスを受けた南野拓実が、右足で華麗な一発を決めて先制点を奪う。しかし、28分にはセットプレーから同点にされてしまった。互いに1点を加点して一進一退の攻防が続いたが、59分に堂安律がゴールし、南野も66分に追加点を挙げ、何とか4-3でウルグアイを振り切った。

 
 日本は相手のパワーに押されつつも、積極果敢なプレーで4点を奪い、白星を挙げて好ゲームを演じた。試合後、森保一監督も「チームとして攻守ともにアグレッシブにいこうということをやってくれたと思います」と選手たちの姿勢を称えた。
 
 さらに、指揮官はゴールに絡んだ若手の南野、堂安、中島についても、このように賛辞を送っている。
 
「3人は得点にも絡んでくれていますし、チームの攻撃を引っ張って行くという気持ちを持って、自分も得点に絡んでいくんだというアグレッシブな気持ちでプレーしてくれたと思います。結果もついて、さらに自信になったと思いますし、彼らが持った自信をさらに良い形でチームへ落とし込んでいけるように、監督として見極めていきたいと思います」
 森保監督は3人の若手を筆頭に、選手たちのアグレッシブな姿勢を強調。その"メンタリティ"こそが、強豪ウルグアイに勝利できた要因だったとも語った。
 
「選手がFIFAランク5位のウルグアイに対して、同じ目線で戦ってくれたのかなと思っています。海外でプレーしている選手はウルグアイにチームメイトもいますし、日頃からリーグ戦で戦っている相手もいるということで、本当に同じ目線でウルグアイ相手に戦ってくれたと思います。
 
 そこは、ワールドカップでベルギーと戦って、そこでも同じ目線を持って素晴らしい内容で互角の戦いができるという自信を、日本代表として国内の選手も含めて持ってくれたことが、今日の結果につながったのではないのかなと思います」
 
 ロシア・ワールドカップでベルギーに2-3で敗れ、惜しくもベスト16に終わったが、あの激戦は非常に価値ある敗戦になっていた。コーチとしてロシアでその一戦を目の当たりにし、指揮官となった今、森保監督はベルギー戦による日本代表の成長をウルグアイ戦で感じたようだった。

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