［キリンチャレンジカップ2018］日本４－３ウルグアイ／10月16日／埼玉スタジアム2002
 
　強豪・ウルグアイ代表と対戦した日本代表は、３失点を喫したものの、攻撃陣が躍動して４得点を奪い、森保一監督の就任から３連勝を達成した。
 
　前回のパナマ戦に続いて確かなボールコントロールと身体の強さを見せつけ、攻撃に厚みを加えていたのは大迫勇也だ。日本の攻撃陣を牽引した背番号15は、再三にわたり好機を迎え得点の匂いを漂わせると、１-１で迎えた36分、ペナルティエリア付近から中島翔哉が放ったシュートはGKにセーブされたものの、大迫がこぼれ球に反応。右足でゴールにねじ込んだ。
 

　試合後、フラッシュインタビューに応じた大迫は、「若い選手もワールドカップに出た選手も、メンバー全員がいいプレーをしたと思います。（得点シーンは）こぼれ球をしっかりと狙えたところがすべて」と試合を総括しつつ、勝ち越し点の場面を振り返った。
 
　また、最後まで走り続ける姿について聞かれると「ワールドカップの悔しさがまだまだ残っているし、借りを返すために反骨心を持って試合に臨んだ」と語った。アジアカップについては、「もちろん優勝しか目指していない」と力強く答えたその姿には、経験豊富なベテランの風格さえ漂っていた。
 
　中島、南野拓実、堂安律ら若い攻撃陣を最前線から支える大迫の働きは今後も見逃せない。

【日本代表PHOTO】日本 ４-３ ウルグアイ｜南野が２ゴールの活躍！ 強豪相手に４発で森保ジャパン３連勝

【日本代表PHOTO】ウルグアイ戦を彩った「美女サポーター」