【川崎】昌平から3年連続のプロ入り決定!司令塔・原田虹輝がJ1王者・川崎へ

2018年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

一昨年の針谷(磐田)、松本(広島)、昨年の佐相(大宮)に続くJリーグ入り!

インターハイでは印象に残る活躍を見せた原田。川崎でどのような成長を遂げるのか今から楽しみだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 10月16日、川崎フロンターレは昌平高の原田虹輝(3年)が来季より加入すると発表した。

 原田は洗練されたテクニックを持つボランチだ。3列目から前線までボールを運ぶスキルに長けており、最終学年を迎えてからはパスの精度も向上。また、プレースキックの質も高く、FKとCKから多くのチャンスを生み出せる。

 今夏のインターハイではチームの4強入りに貢献。とりわけ圧巻だったのは3回戦の札幌大谷戦だ。0-2で迎えた後半に2本のCKからゴールを演出し、チームを逆転勝利に導いた。

 昨季までは目立つ存在ではなかったが、インターハイでの活躍もあってJクラブのスカウトがこぞって注目。今後の進路に熱視線が送られていたが、昨季のJ1王者・川崎に来季から籍を置く形となった。

 原田はクラブを通じて、コメントを発表。

「小さい頃からの夢であったプロサッカー選手になることができ、大変嬉しく思っています。今までお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れることなく、高いレベル、環境下で大きく成長ができるように頑張っていきたいと思います。

 そして、1日でも早く川崎フロンターレの勝利に貢献できるように頑張ります。夏の高校総体では第3位という悔しい結果に終わりました。全国高校サッカー選手権大会ではチーム一丸となって日本一を目指します。まずは、厳しい戦いとなる埼玉県予選を勝ち抜くことができるように、持てる力を出し切りたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」

 プロ入りが決まったため、原田の名は全国に広く知れ渡ることになるだろう。冬の高校サッカー選手権で活躍し、来季につなげられるか楽しみだ。
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