【2014南関東総体】代表校レポート|帝京大可児

2014年07月31日 高校サッカーダイジェスト編集部

目標は『ベスト4以上』!

帝京大可児
所在地:岐阜県可児市桂ヶ丘1-1
創 立:1988年 創 部:2004年
主なOB:杉本太郎(鹿島)


 昨年のインターハイでは、全国最高成績となるベスト8に入ったものの、準々決勝の市立船橋戦では0-5の完敗。強烈な洗礼を浴びた。
 
「あの時の市船戦はずっと頭に焼き付いている。あの敗戦からサッカーにメリハリをつけることを意識するようになった」と榊原監督は振り返る。そしてこの敗戦をきっかけに、ポゼッションサッカーを掲げながらも、一人ひとりの『ゲームを読む目』を鍛えることにウェイトを置きトレーニングに励んだ。結果、昨年の杉本太郎(鹿島)、三島頌平(中央大)のような、図抜けたタレントはいないが、全員が高い意識と組織力を持って戦えるチームに仕上がっている。
 
 FW黒木(3年)を1トップ気味に置き、精度の高い左足を誇るMF松葉(3年)、突破力ある丸山(3年)、ドリブルとゲームメイクに長けたFW藤田(3年)が、ショートパスを組み入れながら、果敢に相手の裏を狙う。守ってはCB森永(3年)を軸に、県予選の4試合を無失点に抑えるなど、攻守のバランスはかみ合ってきている。
 
 昨夏の市船戦の教訓を生かす時がやってきた。目標はずばり『ベスト4以上』に設定している。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事