「韓国と日本の比較は避けられない」ウルグアイ撃破に沸く韓国メディアが16日の"大一番"に注目

2018年10月13日 ピッチコミュニケーションズ

『sportalkorea』は、「サイドの守備に不安が残り、危ない場面もあった」と報道

『MBN』は南野を取り上げ、韓国代表選手との“因縁”も紹介した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 森保ジャパンは10月12日にホームでパナマと親善試合を行ない、3-0で勝利した。この結果は、韓国でも報じられている。
 
「日本、パナマに完勝…2試合連続で3-0勝利」(『news1』)
「日本、FIFAランキング70位のパナマを3-0で制圧」(『スポーツ韓国』)
「日本サッカー、"ベント号の次の相手"パナマに3-0で勝利」(『SBS』)
 
 パナマは韓国が16日にホームで対戦する相手でもあるため韓国でも報じられているが、試合内容を詳しく紹介するメディアもある。
 
 例えば『sportalkorea』は、日本のスターティングメンバーや布陣を紹介しながら、「日本はパナマ戦でもいつも通りボール支配率を高めた」として、前半中盤から日本が試合の流れを掴んだと報道。「サイドの守備に不安が残り、危ない場面もあった」としつつ、日本は9月のコスタリカ戦に続き2試合連続で3得点を挙げて、「森保体制の攻撃力を示した」と伝えている。
 
「日本、"パス"と"プレス"でパナマを崩した」とヘッドラインを置いたのは『Best Eleven』だ。
 
 記事は、森保監督が柴崎岳や吉田麻也、長友佑都らを控えに回したことに触れ、「パナマ戦も大事だが、それよりも16日のウルグアイ戦に重きを置いたように見えた」としたうえで、「普段とは顔ぶれが異なったが、日本の試合の進め方はいつもと変わらなかった。全般的にボールを支配してボールを回し続けていたし、ボールを持たない時はプレスをかけた」とした。
 
 そして、シュートまで持ち込む確率は高くはなかったとしつつ、日本は豊富な運動量でプレスの強度を維持して攻守の切り替えもスムーズだったと評価し、「自らのチームカラーを発揮してAマッチ2連勝に成功した」と報じている。
 
 日本選手の活躍にスポットライトを当てるメディアもあった。
 
『MBN』は、先制ゴールを決めた南野拓実に注目し、コスタリカ戦に続いてスタメンで起用されると2試合連続ゴールを決めて森保監督の期待に応えたと報じた。「南野は、所属するザルツブルクで韓国代表のファン・ヒチャンと内部競争を行なった。南野の存在は、ファン・ヒチャンがハンブルクへのレンタル移籍を決めた理由のひとつだ」と、韓国代表との"因縁"も紹介している。
 

次ページ同日には韓国がウルグアイと対戦して2-1で勝利

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