長谷部&本田ロスの影響は? 実にユニークだった長友佑都の回答

2018年10月13日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「コミュニケーションの世界大会があったら優勝できる」

本田と長谷部の不在を長友はどう感じているのか。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 長谷部誠と本田圭佑がいない日本代表──。長らく代表チームを引っ張ってきた重鎮ふたりが去った現状で、同じベテランの長友佑都は何を思っているのか。「彼らがいなくなった影響は?」とダイレクトに訊くと、間髪入れずにこう答えた。
 
「(ふたりが抜けたことで)僕の立ち位置は変わっていないですね。でも、長谷部さんや圭佑の良い部分を僕が吸収して、それをパーソナリティとして出していければいいです」
 
 とはいえ、彼らの真似事をするわけではない。
 
「あそこまで真面目にやったりとか、圭佑みたいに変わったことはなかなかできないですけど、ただ、(若手たちに)刺激を与えるパフォーマンスは必要だと思います」
 
 そんな長友には"世界一"と自負できる武器がある。
 
「コミュニケーションの部分では自信を持っていて、自分でもコミュニケーションの鬼だと思っているので。コミュニケーションの世界大会があったら優勝できるはずです(笑)。その実力を生かしたいです」
 
 コミュニケーション──。こうしたメディアとのやり取りでも抜群のコメント力で場の雰囲気を和ませる。ある意味、これはひとつの才能であり、長友佑都の魅力でもあるだろう。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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