［キリンチャレンジカップ2018］日本 ３-０ コスタリカ／10月12日／デンカビッグスワンスタジアム
 
　森保一監督率いる日本代表は10月12日にパナマ代表と対戦し、３－０で快勝した。
 
「新たなスタートって感じはしました」
 
　そう語ったのはロシア・ワールドカップで主力として活躍した原口元気だ。森保体制下では初出場となったが、２点目の伊東純也の得点の起点になり、川又堅碁へのスルーパスを通して３点目のオウンゴールを誘った。
 
「チームの雰囲気も若い選手から『やってやるんだ』という気持ちは感じるし、今まで居た選手も新しいスタートという意味でパワーを感じていましたし。チームとしてポジティブに感じています」
 

　そうしたチームのなかで、本人はいつも通りのプレーができたという。特に３点目のシーンでは持ち味を発揮した。ハーフウェイライン付近でボールを受けるとそこからペナルティエリア付近までドリブルで独走。ダメ押し点を演出するプレーを見せた。
 
　試合の内容に関しては「（パナマは）悪くない相手でした。特に前半は球際が強かったですし掴みにくい相手ではあったんで、そこに最初ちょっとうまく対応できてなかったですけど、ブレずに慌てずにやれたかなと。攻撃に関しても大きなチャンスがなかなか作れないなかでも、慌てずにしっかりチャンスをうかがいながらできました」と話した。
 
　世代交代を推し進める日本代表。経験豊富な原口は、若手の押し上げに期待と危機感を持ちつつ、さらなる高みを目指す。

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