「長友からとても美しい街と聞いた」 インテル主将イカルディ、東京観光に関心?

2018年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラノッキアもオフにバカンスで来日。

復調傾向にあるインテルを牽引するイカルディ(右)。昨シーズン途中に退団した長友(左)の言葉をしっかり覚えていたようだ。(C)Getty Images

 日本代表の長友佑都がインテルを離れて久しい。だが、主将のマウロ・イカルディは長友との会話が記憶に残っているようだ。

 インテルの専門サイト『FCINTER1908.it』によると、イカルディはクラブ公式チャンネルのインタビューで、好きな街を問われて次のように答えている。

「以前はバルセロナと言っていた。ミラノに海があれば…訪れるなら? 東京はとても美しい街らしいね。長友がそう言っていたんだ」

 7年という長期にわたってプレーしていた長友だけに、日本に関してインテルの選手に少なからず影響を及ぼしたのは想像に難くない。例えば、インテルのアンドレア・ラノッキアは、オフシーズンのバカンスで日本を訪れている。
 
 インテルに強い愛情を感じていた長友だが、キャプテンを務めるイカルディもそれは同じだ。絶対的エースは、本拠地サン・シーロを一言で表わすなら「スペクタクル」と返答。「インテルは多くを与えてくれた」と想いを語った。

「選手としても人としても成長させてくれた。ここに来た時の僕はまだ20歳の若造だったんだ。いまこういう生活ができていることを、ミラノとインテルに感謝するばかりだよ」

 だからこそ、イカルディはクラブと契約延長に向けて話し合っている。ただ、現行契約は2021年までとあり、クラブは焦っていないと述べた。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、インテルのピエロ・アウジリオSDは、「イカルディの契約延長について動いている。それは隠さない」と認めたうえで、「でも急いではいない」とつけ加えた。

 その一方で、アウジリオSDはマルセロ・ブロゾビッチの契約延長が「ほぼすべてまとまった」と明かしている。また、夏に噂されたレアル・マドリーMFルカ・モドリッチの1月獲得については「ノー」と否定した。

 開幕ダッシュで躓いたインテルだが、その後は公式戦で6連勝と復調。イカルディもここ5試合で5得点とゴールを量産している。
 
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