「パリSGやシティも熱視線!」英紙が“世界の若き才能60人”に久保建英を選出!

2018年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

テュラム息子やマドリー入団内定の超逸材らとともに

“世界の若手60人”に選ばれた久保。目下の目標は、U-19日本代表でのW杯出場権獲得、そしてU-19アジア選手権連覇だ。写真:徳原隆元

 英高級紙『The Guardian』が毎年この時期にリリースしているのが、「ネクスト・ジェネレーション:世界のベストヤングタレント60人」の一大特集だ。
 
 世界中のジャーナリストから意見を募って完成させるリストだけに、すでに世界的な知名度を得ている有望株のみならず、無名のダイヤの原石も数多くピックアップされている。日本人選手では2016年版に中村駿太(FW/現・モンテディオ山形)が、2017年版には平川怜(MF/現・FC東京)が選ばれた。
 
 今回の最新版もキラ星のごとき精鋭がずらり。元フランス代表DFのリリアン・テュラムを父に持つケフレン・テュラム=ウリエン(MF/モナコ/17歳)、クロアチアのネイマールと期待されるアントニオ・マリン(MF/ディナモ・ザグレブ/17歳)、来夏のレアル・マドリー入りが内定しているブラジルの"至宝"ロドリゴ(FW/サントス/17歳)など超逸材が目白押しだ。そんななか、今回も日本からひとりの選手がエントリー。夏にFC東京から横浜F・マリノスに期限付き移籍したU-19日本代表FW、久保建英(17歳)である。

 
 同紙では、日本でもお馴染みのベン・メイブリー氏が紹介原稿を執筆。久保の生い立ちやバルセロナの下部組織時代、さらには日本帰還後の活躍などを盛り込みつつ、こう綴っている。
 
「"日本のメッシ"は18歳になればバルセロナに戻ると目されているが、この8月にはマリノスにローン移籍するというサプライズを提供した。しかもそのデビュー戦──アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸戦──でゴールを決めて見せたのだ。パリ・サンジェルマンが来夏の獲得に向けて関心を示しており、マリノスの株を20%所有するシティ・フットボール・グループがマンチェスターへの道を開くかもしれない」
 
 かなりのべた褒めで、今後は欧州でも相応の注目を集めそうだ。
 
 久保は現在、インドネシアで開催されるU-19アジア選手権を目前に控え、U-19日本代表の一員として国内キャンプに臨んでいる。文字通りのエースとして日本を来年のU-20ワールドカップに導き、同大会連覇へと躍進させられるか。日本はグループリーグでイラク、北朝鮮、タイと同居。第1戦は10月19日、北朝鮮が相手だ。
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