「誰でも付けられる背番号ではない」森保監督が求める10番の“責任”に中島翔哉は応えられるか

2018年10月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本人が責任を持ってプレーしてくれるということだと思う」

9月のコスタリカ戦に続いて10番を背負うことになった中島。「(10番は)今まで本当に良い選手が付けてきたと思うので、そこはしっかり理解しなくてはいけない」と重みを感じているようだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表の森保一監督が11日、デンカビッグスワンスタジアムで12日に行なわれるパナマ戦の前日会見に臨んだ。
 
「全員守備・全員攻撃、そしてバランス。良い守備から良い攻撃というのを選手には伝えています」とチームコンセプトについて語った森保監督は、中島翔哉の背番号10についても言及。「背番号で選手のやることが決まるわけではないし、背番号でチームのなかでの存在が決まるわけではないので、選手とチームに任せて決めてもらっています」としたうえで、新10番への期待を次のように語った。

「ただし、サッカーにおいて10番という背番号は、誰でも付けられる背番号ではない。その背番号を付けるということは、本人が責任を持ってプレーしてくれるということだと思います」
 
 9月のコスタリカ戦で初めてA代表の10番を託された中島は、全3ゴールに絡む活躍で指揮官の期待に応えた。本人は9月にも「(10番は)今まで本当に良い選手が付けてきたと思うので、そこはしっかり理解しなくてはいけない」と語っており、その重みをモチベーションに変えているようだ。
 
 中島は7日のスポルティング戦で2ゴール・2アシストを記録するなど、クラブレベルでも目覚ましい活躍を披露しており、勢いはとどまるところを知らない。今回の2連戦(12日/パナマ戦、16日/ウルグアイ戦)でもファン・サポーターを大いに沸かせてくれるだろう。
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