FC東京が9試合ぶりの勝点3!永井&オリヴェイラが躍動、名古屋のジョーは不発に…

2018年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

粘り強く守り、後半にカウンターが炸裂

2点目を決めた永井は快足を活かして守備でも貢献した。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ29節]名古屋1-2FC東京/10月7日/豊田ス
 
 J1リーグ29節の名古屋グランパス対FC東京が7日、豊田スタジアムで行なわれ、2-1でFC東京が勝利を収めた。FC東京は20節・神戸戦以来、実に9試合ぶりの勝点3だ。
 
 試合が動いたのは、後半だった。名古屋の攻撃を粘り強くしのいでいたFC東京が徐々にペースを掴み、ディエゴ・オリヴェイラと永井謙佑の個人能力を活かしたカウンターからチャンスを作る。59分にはD・オリヴェイラのキープから大森晃太郎がエリア内でボールを受けるも、シュートを打ちきれず。続く61分には、高い位置でボールを奪ってカウンターに持ち込み、最後はD・オリヴェイラのパスを受けた永井がゴールを狙ったが、これも大きく枠を外れた。
 
 そうして迎えた65分、FC東京が待望の先制点を奪う。右サイドを突破したD・オリヴェイラが、エンドラインぎりぎりからマイナスのパスを折り返すと、これを永井がスルーし、後方から走り込んだ大森が豪快に右足で決めた。
 
 さらに直後の68分には、カウンターでボールを受けた永井がドリブルで持ち込み、マークに来たDFを半歩かわして左足を強振。このシュートがバーを叩いてネットに吸い込まれる。
 
 対する名古屋は、前田直輝や途中出場のガブリエル・シャビエルを中心にパスワークやドリブルで揺さぶりをかけ、90+4分に前田のクロスが敵DFのオウンゴールを誘って1点差に詰め寄る。しかし、2点目は奪えず。J1得点ランクトップに立つジョーも不発に終わり、1-2で敗れた。
 
 勝ったFC東京は勝点46とし、北海道コンサドーレ札幌を抜いて4位に浮上。一方、16位の名古屋は3連敗となった。
 
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