森保ジャパンに選出のヘタフェ柴崎岳、代表戦前の最後のリーグ戦でもメンバー外に

2018年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラ・リーガでは3試合連続でベンチ外。

柴崎はボルダラス監督の守備的なシステムに居場所を見つけられず、日本代表に合流する直前の試合でもベンチ外となった。(C)Getty Images

 日本時間の10月6日23時15分(現地時間16時15分)から実施されるラ・リーガ8節ヘタフェ対レバンテ戦のメンバーが同日22時15分に発表され、ヘタフェの柴崎岳はスタメンだけでなく、ベンチメンバーからも外れることがわかった。

 日本代表の森保一監督は10月4日、キリンチャレンジカップのパナマ戦(12日/新潟)とウルグアイ戦(16日/埼玉)に向けて23人のメンバーを発表。そこには吉田麻也や長友佑都らとともに、柴崎の名前もあった。
 
「もともと世界の舞台では実力を見せてくれた選手です。試合には出ていませんが、トレーニングを詰めているということで、実際に加わってもらってコンディションを見極めて、今後の活動をどうしていくかを見ていきたいなと思っています」

 森保監督は選出理由をそう述べたが、ヘタフェでの今シーズンは、開幕のレアル・マドリー戦こそフル出場を果たしたものの、2節~3節はベンチ入り止まりで出番はなく、2度目の出場となったのは9月16日に実施された4節のセビージャ戦。62分からピッチに立った。

 しかし、そこで満足のいくパフォーマンスを見せられなかった柴崎は5節、ふたたびベンチウォーマーとなり、6節と7節ではついにベンチメンバーからも外れる。そして、代表戦を直後に控えた8節のレバンテ戦でもメンバー入りは叶わず、これで3試合連続での招集外となった。

 ここまで出場機会がないと、やはりコンディション面の不安は拭えず、約1か月近く実戦から遠ざかっていることから、試合勘の鈍りも気になるところ。まもなく日本代表に合流する柴崎だが、小さくない不安を抱えて帰国することになる。
 
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