【J1展望】鹿島×川崎|守備の意思統一を図る鹿島。“小林封じ”のポイントは?

2018年10月06日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――“良い守備から良い攻撃”をもう一度

故障者/鹿島=伊東、レアンドロ、西 川崎=森谷
出場停止/鹿島=なし 川崎=家長

J1リーグ 第29節
鹿島アントラーズ―川崎フロンターレ
10月7日(日)/13:00/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
今季成績(28節終了時点):3位 勝点45 13勝6分9敗 42得点・34失点
 
【最新チーム事情】
●7月のC大阪戦で左足首を負傷し、戦線を離れていた昌子が10月5日の練習から部分的に全体練習に合流。
●3日のACL準決勝第1レグの水原三星戦で内田が決勝ゴール。鹿島復帰後の初ゴールは、2010年3月30日のACLグループステージ5節のペルシプラ・ジャヤプラ戦以来の得点。
●5日の練習中に西が右足を負傷。川崎戦は安西の右SB起用が濃厚。
 
【担当記者の視点】
 公式戦7連勝中と勢いに乗る鹿島。チーム状態はすこぶる良い。
 
 3日の水原三星戦は、開始6分間で2失点。終盤に逆転して3-2で勝利したが、今季の序盤で見せていた悪癖である"立ち上がりの悪さ"を露呈し、自ら苦境に陥った。
 
 今節はリーグ屈指の攻撃力を誇る川崎が相手とあり、大岩監督は「"良い守備から良い攻撃"をもう一度やろうと意思統一はした」と、水原三星戦でのミスを繰り返さないことを強調。三竿健は敵のFW小林を警戒し、「(彼の)動き出しを常に味方は見ている。そこを抑えたい」と、小林への起点封じに尽力する構えだ。
 

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