「それでもカガワは別格なんだ!」独メディアが厳しい状況下の香川真司に熱きエール!

2018年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

足首の怪我で今週末のゲームも欠場か

怪我でCLを欠場した香川。ドルトムントでの危うい立場は変わらず、冬の移籍市場に向けて周辺はさらに騒がしくなりそうだ。(C)Getty Images

 足首の怪我でチャンピオンズ・リーグのモナコ戦を欠場した香川真司。復帰時期は明らかにされておらず、木曜日に発表された日本代表メンバーからも漏れた。今シーズンのボルシア・ドルトムントではここまでわずか3試合の公式戦出場で、ルシアン・ファーブル監督の信頼を得ているとは言い難い。厳しい状況下に置かれたままなのだ。
 
 人員整理に失敗して大所帯となっているドルトムントにあって、香川と同様にマリオ・ゲッツェやセバスティアン・ローデ、セルヒオ・ゴメスといった選手たちも立場が危うくなっている。彼らの現状分析と今後の展望を試みたのが、ドイツ・メディアの『Fussballtransfers.com』だ。香川についてはかなり好意的な見解を示している。

 
「シンジ・カガワはこれまで、ベンチ入りすればかならず出場機会を得ている。これは前向きに捉えられる要素と言えるが、それはわずか3回に過ぎない。夏は最適な買い手が見つからず、冬も売りに出されるのは間違いないだろう。現在ポジションを争っている相手はマルコ・ロイスであり、このキャプテンが怪我でもしない限り、序列が覆ることはない。それでもカガワはファンのお気に入りであり、重要な戦力と見なされるべきだ。ピッチに出ればいつも別格のプレーを披露できる、稀有な存在なのである」
 
 依然としてファンやメディアの厚い支持を得ている香川だが、風向きはなかなか変わらない。土曜日にドルトムントは、アウクスブルクとのホームゲームを戦う。
 
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