「別格」「魔法」「真の天才」「アーティスト」 仲間も対戦相手も解説者も…圧巻メッシに賛辞の嵐!

2018年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「メッシとイニエスタがひとりになったみたい」との声も。

トッテナム戦で2ゴールをゲットしたメッシ。圧巻のパフォーマンスには多くの賛辞が寄せられた。(C)Getty Images

 バルセロナは10月3日のチャンピオンズ・リーグにおいて、トッテナムにアウェーで4-2の勝利を飾った。立ち上がりに先制点の起点となり、ゴールポスト直撃のシュートを2本放ち、最後に2ゴールを挙げるという獅子奮迅の活躍を見せたのが、エースのリオネル・メッシだ。

 聖地ウェンブリーでの圧巻のパフォーマンスには、多くの賛辞が寄せられた。元イングランド代表FWで解説者のアラン・シアラー氏はツイッターで、「歴代最高。ゴール。スキル。ワークレート。姿勢。アーティストだ」と称賛している。

 同じく解説者として活躍するガリー・リネカー氏もツイッターで、「本当にメッシ以上のサッカー選手がいたと思う?」とコメント。「この真の天才のパフォーマンスをウェンブリーで見られるのは特権。歴代最高」と述べた。

 メッシを「歴代最高」と認めるには、バルセロナ以外でプレーしたことがないのが難点という声もある。だが、英公共放送「BBC」は、「プレミアでプレーしていないから歴代最高じゃないという意見は考え直すべき」と主張している。
 
 対戦相手も脱帽だ。「BBC」によると、トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「メッシはすべての試合で彼がなぜメッシかを示している。平均のパフォーマンスがこのレベルだ」と絶賛。DFのキーラン・トリッピアーも「素晴らしかった。こんな調子の彼は見ていて魔法みたい」と舌を巻いている。

 ストークのダレン・フレッチャーは、「いまだに信じられない得点数だ。メッシとアンドレス・イニエスタが一人になったみたいだよ」と驚いた。

「すごいパフォーマンスだった。ハットトリックを達成してもおかしくなかったね。絶対的な一級品だった。今夜のメッシは別レベルだったよ」

 もちろん、チームメイトも改めてメッシを称えている。『ESPN』によると、イバン・ラキティッチは、「受賞した人たちをリスペクトしているけど、ほかの選手よりも優れている選手がひとりいる。メッシだ」と、FIFAやUEFAの最優秀選手賞を受賞した同胞ルカ・モドリッチともレベルが違うと述べた。

「ルカが受賞したみたいに、昨シーズンのようなこともある。だけど、ルカには最大限の敬意を払っているが、メッシは別物だよ。彼とプレーできるのは光栄なことだ」

 ジョルディ・アルバも、「メッシは別格。世界最高の選手だと示した」と続けている。

「今日もまた、彼はベストだった。別格だよ。チームメイトだから言っているんじゃない。バレンシア時代にも僕は同じ意見だった。彼は別レベルのプレーをしている。比較できる選手はいないよ」

 メッシ本人も、『BeIn Sports』で勝利への喜びを語っている。ラ・リーガで3試合白星から遠ざかっていただけに、「大きなテストだったけど、僕らは素晴らしいパフォーマンスだった」と話している。

「前半は素晴らしかった。僕らが支配したね。相手は途方に暮れていた。望んでいたようなプレーができたから、すごく嬉しいよ」

 わずか2試合で5ゴールと、CLの得点ランクで早くも首位に立ったメッシ。開幕前に4シーズンぶりの欧州制覇に意気込んでいたバルセロナの10番は、このままの勢いでチームに久々のビッグイヤーをもたらすことができるだろうか。
 

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