「クラブのことは喋るな!」モウリーニョとの確執が噂されるポグバにマンUが前代未聞のかん口令

2018年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

もはやユナイテッドの腫れもの扱いとなったポグバ

モウリーニョとの関係悪化が指摘され続けているポグバ。そんなフランス代表MFにクラブが動いた。 (C) Getty Images

 直近の公式戦は4戦未勝利と混迷を極めているマンチェスター・ユナイテッド。苦境に立たされている主因とされているのが、チーム内部での軋轢だ。

 その発端となったのは、チームのメインキャストであるポール・ポグバの一言だった。先月22日に行なわれたプレミアリーグ第6節のウォルバーハンプトン戦で1-1の引き分けに終わった直後、「ホームゲームなんだから、攻めて、攻めて、攻めまくるべきだ!」と言い放ち、指揮官ジョゼ・モウリーニョが用いた守備的戦術を暗に批判したのだ。

 これにはモウリーニョも即座に対応し、25日のダービー・カウンティ戦(リーグカップ3回戦)の前には「彼には二度とやらせない」とゲームキャプテンの座をポグバから剥奪した。その翌日にはトレーニング場で睨み合う異様なやり取りもスクープされ、両者の確執がより浮き彫りになっている。

 モウリーニョは依然として、「選手と監督の関係は良い。今の状況はチーム全員の問題だ」と、しきりに報道されている内部崩壊の可能性を否定している。しかし、ポグバは自身の態度を明確に示していない。それには理由があるようだ。

 英紙『Independent』など複数の英国メディアが、速報的に報じたところによれば、ポグバはバレンシア戦後のミックスゾーンにおいて、「僕は話すことができない。そう言われているからだ」とコメント。
 
 さらに詳報を伝えた『The Sun』によれば、ポグバはユナイテッドの上層部からかん口令を敷かれており、自身がクラブで幸せであるかどうか、またはチームを批判するような発言を公の場でした場合は、罰金を科すと通告されているという。
 
 前代未聞とも言うべきかん口令を敷かれたポグバ。もはやユナイテッド内部で腫れもののように扱われてしまっているフランス代表MFは、来年1月の移籍市場でバルセロナかパリ・サンジェルマンへ移籍するとも報じられているが、レッドデビルズの一員としてプレーし続けるだろうか……。

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