“獲得しやすい”コスタリカ代表の右ウイング、キャンベルにミランが熱視線

2014年07月29日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ミランにとって都合の良い、キャンベルを取り巻く環境とは!?

もしキャンベル獲得となれば、ジェレミー・メネーズも新たに加入したミランの右サイドはポジション争いが激化しそう。本田圭佑の起用方法にも少なからず関わってくる補強だ。 (C) Getty Images

「左利きの右ウイング」を最大の補強ポイントとして、ミランはアレッシオ・チェルチ(トリノ)、ドグラス・コスタ(シャフタール・ドネツク)、ホエル・キャンベル(アーセナル/昨季はオリンピアコスにレンタル)などをリストアップしている。
 
 現在、そのなかで最も獲得しやすい状況にあるのが、ブラジル・ワールドカップでも活躍したコスタリカ代表のキャンベルだ。
 
 チェルチはトリノのつけた2000万ユーロという値札が、D・コスタはそれ以上に高い価格が、それぞれネックになっているのに対し、キャンベルの場合、保有権を持つアーセナルがD・コスタに強い関心を持っていること、さらに同じポジションでアレクシス・サンチェスをすでに獲得済みであることから、アーセナルに残っても出場機会を得られる可能性は低い。
 
 新シーズンもレンタルで「武者修行」に出される可能性が高いキャンベル。ミランもその状況を利用して、獲得に強い関心を示しているようだ。
 
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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