名手クロースに信じがたいミス…王者マドリーがCSKAモスクワに敗れる! 西村拓真はベンチ入りも出場はなし

2018年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

主力の欠場が響き、公式戦3試合連続ノーゴール。

2分にクロースのバックパスのミスをさらったヴラシッチ(背番号8)がゴール! これが決勝点となった。(C)Getty Images

 現地時間10月2日に実施されたチャンピオンズ・リーグ第2節、CSKAモスクワ対レアル・マドリーの一戦は、ホームのCSKAモスクワが1-0で勝利した。

 試合はキックオフの直後に動いた。2分、トニ・クロースの信じられないバックパスのミスを拾ったクロアチア代表MFニコラ・ヴラシッチが左足で流し込み、先制した。

 いきなり追う立場になったマドリーは、その後危なげない戦いを見せたものの、その一方でCSKAモスクワの固い守備を崩せない。

 ガレス・ベイルとマルセロを怪我で、イスコを虫垂炎で欠いたのが痛く、さらに苦しい時間帯に頼りなるはずのキャプテンのセルヒオ・ラモスも、この日は"休養"でメンバー外。時折カゼミーロがエリア外からミドルを放つものの、CSKAモスクワの守護神イゴール・アキンフェエフの牙城を崩すところまではいかなかった。
 
 マドリーのジュレン・ロペテギ監督は、43分にダニエル・カルバハルに代えてアルバロ・オドリオソラを投入。さらに58分にもルカ・モドリッチとマリアーノ・ディアスをカゼミーロとルーカス・バスケスに代えて送り込んだものの、試合をひっくり返すどころか、同点ゴールすら奪うことはできなかった。

 90分にはオドリオソラのクロスをマリアーノが豪快なヘッドで合わせたものの、シュートは左のポストを直撃。9月27日のセビージャ戦(0-3)、30日のアトレティコ・マドリー戦(0-0)に続き、公式戦3試合連続でノーゴールに終わった。

 結局試合は、開始直後に奪った1点を守りきったCSKAモスクワが、歴史的な勝利を飾った。今夏にベガルタ仙台からCSKAモスクワに移籍した西村拓真は、ベンチ入りこそしたものの出場はなかった。
 

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