「ヨシは未知数だけど、それでも…」大不振のニューカッスル。ファンは武藤嘉紀の先発起用を切望!!

2018年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

いまだ先発出場がない武藤にファンも期待

途中出場で懸命なプレーを見せ続けている武藤。そんな日本代表FWを起爆剤にしたいと考えるファンは少なくないようだ。 (C) Getty Images

 ノース・イングランドの名門が苦しんでいる。ニューカッスルだ。プレミアリーグ開幕7試合を終えて、2分5敗のスロースタートを切り、降格圏の19位に沈んでいるのだ。

 そんななか、開幕前に今夏最高額の移籍金、950万ポンド(約14億2500万円)で加わった日本代表FW武藤嘉紀は、いまだプレミアリーグで先発機会がなく、プレータイムは合計でわずか86分間と、満足のいく数字ではない。

 そんなニューカッスルの最前線で先発起用され続けているのが、スペイン人のホセルとアジョセ・ペレス。しかし、二人合わせて2ゴール(ホセルのみ)と、パフォーマンスはからっきし。目に余る拙攻の象徴となっている。ゆえにファンは、武藤への期待を募らせているようだ。

 英国のサッカー専門サイト『HITC』は、「現時点でペレスとホセルはベニテスのチームに多くをもたらすことができていない。多くのファンが、来週のマンチェスター・ユナイテッド戦では、ムトウにチャンスを与えるべきだと感じている」と綴り、SNSで目立ったニューカッスル・ファンのコメントを紹介している。
 
「ペレスは週を追うごとに悪くなっている」
「正直、ヨシのプレーは未知数だけど、それでも可能性はペレスよりある」
「たった20分間でも、ムトウの方がペレスの今シーズン全試合以上に走っていた」
「ムトウの方がペレスより100%マシだ」
「あの日本人は5分間で、ペレスの全試合分より仕事をした」
「ムトウはホセルとペレス二人分よりも多くのタックルを成功させていた」

 現地9月29日に行なわれたレスター戦(●0-2)で武藤は、69分からピッチに立ち、最前線からのチェイシングと果敢な背後への抜け出しで、気持ちのこもったプレーを見せていた。

 そんな日本代表ストライカーに対しては、地元紙『The Evening Chronicle』が「比較的明るい兆候が見えた」と高く評している。マンチェスター・Uとの大一番で先発起用される可能性も決して低くはないだろう。さて、指揮官のラファエル・ベニテスは武藤を苦境打破の起爆剤とするだろうか?
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