オランダで戦う小林祐希がSNSで”泣ける”決意表明!「俺は君のような本物のサポーターのために…」

2018年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは7試合でわずか1勝だが、小林の心は…

チームでは中盤の底やウイングをこなすことも。テクニカルにも優れており、小林への地元メディアやファンの評価は高い。 (C) Getty Images

 9月29日(現地時間)、エールディビジ(オランダ1部)のヘーレンフェーンに所属する小林祐希は、第7節のADO戦に先発出場。31分にはMFミヘル・フラプのゴールで先制点するが、45分に追いつかれ、試合はそのまま1-1で終了した。

 小林は前節を除き(45分で交代)、開幕から6試合でフル出場を果たしている。しかしチームとしては、開幕戦こそ勝利したものの、以降は引き分けと敗北を繰り返している。

 地元紙の『LEEUWARDER COURANT』はこの試合を、「ホームスタジアム、アベ・レンストラで未だ勝ち星なしのヘーレンフェーン」とやや辛口で評した。しかし、小林に対しては「2試合ぶりにフルタイムでプレーし、非常にいい働きをした。継続することが期待される」と期待を寄せている。

 そんな小林が、試合後にインスタグラムを更新した。投稿された写真には、小林のサイン入りユニホームを着用してスタジアムで試合を観戦する少年の後ろ姿と、日の丸が写り込んでいる。心なしか、ヘアスタイルも小林に似せている少年は、一心にフィールドを見つめているようだ。

 この写真に添えられたコメントは、「俺は君のような本物のサポーターのためにプレーする」というひと言だった。

 この投稿はすでに2000以上の"likes"を集めており、ファンからは「泣けるね」「ファビュラス」「日本からも応援しています、頑張ってください!!」といったコメントが寄せられている。また、「次のワールドカップはキャプテンになってチーム引っ張ってくれる事を期待してます!」といった期待の声もあった。

 6戦勝ちなしと、決して好調とは言えないチーム状態だが、小林祐希の心は折れていないようだ。ヘーレンフェーンは開幕戦以来の勝利を目指し、次節は10月6日にデフラーフスハプとアウェーで対戦する。

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