「従うべき人を選べ」内部崩壊の噂が飛び交うマンUで伝承される“教え”が話題に!

2018年09月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

14個もの教えをクラブに残したG・ネビル。その内容とは?

ユナイテッドの伝説的なDFとしてクラブ史に名を刻んだG・ネビル。そんな元キャプテンが、アカデミーに残したものは、実に興味深いアドバイスだ。 (C) Getty Images

 イングランド・サッカー史上最多20回のリーグタイトルを獲得し、同国のフットボール史に燦然と輝き続けてきたマンチェスター・ユナイテッド。そんなクラブを語るうえで欠かせないのが、数多くの名プレーヤーを輩出してきたユースアカデミーの存在だ。

 あのデイビッド・ベッカムから現在のポール・ポグバやマーカス・ラッシュフォードに至るまで、ユナイテッド生え抜きのトッププレーヤーの数は枚挙に暇がない。そんなユナイテッドが誇るアカデミーを支えているのが、レジェンドの"教え"である。

 英紙『Daily Mail』は、ユナイテッドが強者であり続けられる要因として、キャリントンにあるユース施設の入口に今も飾られ、継承されている「ガリー・ネビルの14か条」を紹介しているのだが、これが実に興味深いのである。以下がそのリストだ。

【1】従うべき人間を選べ

【2】常に全力を尽くせ。君たちはまだトップチームに辿り着いていないのだから、毎日、常に、最高レベルであれ

【3】サッカーを始めたワケを常に忘れるな。お金や名声、女性、車などを手に入れる手段ではなく、それ自体を愛したからだ、と

【4】責任を持て。自分のためになることをやり、他人がやることをあてにするな。自分のことは自分で決めろ

【5】自己分析をし、パフォーマンスを評価しろ。自分自身がコーチであれ

【6】強い仕事倫理を持て。誰よりも努力し、君より才能を持っているライバルを追い越せ

【7】自分が持っているものすべてを仕事に費やせ。さすれば後悔はない

【8】個性とパーソナリティーを持つべし。日々成長し、トップチームでプレーするために

【9】リスクをとれる男であれ。それが違ったリーダーシップになる

【10】成功と失敗は、コインの表と裏だ。どちらを経験しても、その時の感情を処理しなければならない。バランスを保つべし

【11】自分自身のためになるものを学べ

【12】偶然に頼るな

【13】成功への道のりは人によって違い、「最短距離」で頂点に上り詰められる選手はわずかだ。己に適した道を探すべし

【14】怪我に対処する能力は肝心だ。強い精神を持って対処すべし。怪我は体を強くできるチャンスだと思い、今後の挑戦に向けて心をリセットせよ
 

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