バルサがまさかの大失態! ピケの致命的ミスもあり2分間で2失点。最下位レガネスに逆転負けを食らう

2018年09月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

2分間に2失点…。名手ピケが痛恨のクリアミス。

バルサは2-2のドローに終わった前節のジローナ戦に続き、またしても格下相手に取りこぼす結果に。


 現地時間9月26日に実施されたラ・リーガ第6節、最下位レガネスと首位バルセロナの一戦は、戦前の下馬評を覆し、2-1でホームのレガネスが逆転勝利を飾った。

 先制したのはバルサだった。12分にリオネル・メッシが右サイドで5人に囲まれながらもキープし、中央でフリーになったフィリッペ・コウチーニョにパス。コントロールを誤り、トラップを浮かせてしまったブラジル代表MFだが、落ちてくるボールをそのまま右足で蹴り込む。アウトサイドにかかったシュートは、ゴール右に突き刺さった。

 ルイス・スアレスとジョルディ・アルバを温存し、ムニル・エル・ハッダディを前線で、トーマス・ヴェルメーレンを左サイドバックで起用したバルサ。最下位レガネスが相手とはいえ、立ち上がりは相手の5バックに苦しんでいただけに、彼らにとっても大きな1点と言えた。
 
 しかし、50分過ぎにレガネスが自陣から放った2本のロングパスが試合をひっくり返す。

 まず52分、ミケル・ベスガのロングフィードに反応したホナタン・シルバの左からのクロスを、ナビル・エル・ザハルが豪快にヘッドで叩き込むと、その1分後、今度はルベン・ペレスからの長距離パスをユセフ・エン=ネシリが前線で突っかけ、ジェラール・ピケのクリアミスを誘う。センタリングのような形になったボールを、後方から走り込んできたオスカル・ロドリゲスがダイレクトで流し込んだ。

 バルサのエルネスト・バルベルデ監督は、すぐさまルイス・スアレスを投入。さらに、ジョルディ・アルバとマウコムもピッチに送り込んだが、コウチーニョ、そしてイバン・ラキティッチが立て続けに放った決定的なシュートもレガネスGKイバン・クエジャールのスーパーセーブに阻まれ、1点が奪えない。

 その後のバルサは焦りからか細かいミスを繰り返し、得意のパスワークもチグハグになる。試合はこのままスコアが動かず、レガネスが2-1で勝利。開幕4連勝と好スタートを切っていた王者バルサは、公式戦7試合目にして早くも今シーズンの初黒星を喫する結果となった。
 
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