【天皇杯】鹿島が3大会連続の8強入り!延長戦の末に2-0でJ1首位の広島を撃破

2018年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

レオ・シルバのFKが直接ゴールへ!

激しい中盤での鍔迫り合いが続いた試合は、延長の末に鹿島が勝利。三竿(右)は117分にトドメの2点目を決めた。写真:徳原隆元

[天皇杯・4回戦]鹿島2-0広島/9月26日/カシマ
 
 天皇杯4回戦の鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島が26日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、延長戦の末に鹿島が2-0で広島を下した。鹿島は3大会連続での8強入りだ。
 
 試合は拮抗した展開が続き、0-0で前半を折り返す。迎えた後半は鹿島が右サイドの遠藤康と内田篤人のコンビ―ネーションを軸に攻撃の圧力を強め、徐々にゴールに迫っていった。
 
 68分には、遠藤のパスを受けて右サイドを抜け出した内田のクロスを、安部裕葵がダイレクトボレーで合わせたがシュートは上へ。続く69分にも犬飼智也のフィードを途中出場の鈴木優磨が合わせて惜しいチャンスを作り、そのプレーで得たCKからセルジーニョがあわやゴールかという場面を迎えた。
 
 一方の広島は70分にパトリック、76分に青山敏弘と主力級を次々と投入。しかし、試合の流れを引き戻すには至らない。アディショナルタイムには、鹿島の内田にエリア内への侵入を許し、あわやPKかというピンチも迎えた。
 
 スコアレスで突入した延長に鹿島が先手を取る。相手陣内のセンターサークル付近で得たFKでレオ・シルバがインスイングのクロスを送ると、このボールがゴール前の混戦を抜け、GK林卓人の手を弾いてネットを揺らした。さらに鹿島は117分、スルスルと持ち上がった三竿健斗がミドルを沈め、2-0でJ1首位の広島を下した。

 鹿島はACL準決勝に勝ち上がっているため、天皇杯の準々決勝は11月21日(水)に開催。山梨中銀スタジアムで甲府と対戦する。
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