「アーセナルも早く勝利を取り戻さないと!」守護神チェフ、タイガー・ウッズの優勝に刺激を受ける

2018年09月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「勝ち方を再び知ることが必要」

今シーズンがアーセナルとの契約最終年となる守護神チェフ。悲願のリーグ制覇に貢献できるか。(C)Getty Images


 9月23日、アメリカではゴルフのタイガー・ウッズが復活の優勝を果たした。この知らせに刺激されたのが、アーセナルの守護神ペトル・チェフだ。

 アーセン・ヴェンゲル体制に終止符を打ち、今シーズンからウナイ・エメリ監督が指揮を執るアーセナルは、プレミアリーグ開幕からマンチェスター・シティにチェルシーと、ビッグクラブとの対戦で連敗。出だしから躓いた。

 だが、その後は公式戦で5連勝と調子を取り戻しており、23日のエバートン戦では今季初めて相手を無失点に抑えている。
 
『ESPN』によればチェフは、「以前は、勝点以上にアーセナルのやり方が重要という時もあった。これはリーグを制覇するやり方じゃない」とコメント。アーセナルには何よりも結果を求める姿勢が必要との見解を示した。

「近年タイトルを獲得したクラブはどこも、どうやって仕事を仕上げるかのノウハウを持っている。それはどんなスポーツでも同じだ」

 チェフは、「タイガー・ウッズが良い例だよ。彼は10年もメジャーで勝っていなかった。その期間が長くなればなるほど、どんどん厳しくなっていくんだ」と続けている。

「このクラブも10年以上リーグ優勝していない。だから、その勝ち方を再び知ることが必要だ」

「僕たちは新監督になってスタートラインから始めた。日々仕事をし、すべての試合で進歩と勝利を目指すメンタリティーを身につけようとしている。それを築き上げて、すぐにでもタイトルを獲得したい。それは大きな違いとなるはずだ」

 エメリ監督が率いる現在のアーセナルには「健全な競争」があり、「その恩恵を受けている」というチェフは、今季がアーセナルとの契約最終年。チェルシー時代にプレミアリーグを4回制した経験を持つベテランGKは、アーセナルでもリーグを制覇できるだろうか。
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