辛口で知られる全国紙からも賛辞を頂戴。
残り時間が少なくなるなかでユベントスを救ったC・ロナウド。稀代の点取り屋がいよいよ本領を発揮し始めた。 (C) REUTERS/AFLO
チームを窮地から救い出したのは、やはり期待の大エースだった。
現地時間9月23日に行なわれたセリエA第5節のフロジノーネとの一戦、ユベントスは終盤に2点を奪って2-0と勝利したのだが、この試合で鮮烈な輝きを放ったのが、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドである。
前節のサッスオーロ戦で待望の移籍後初ゴールを含めた2点をゲットしていた点取り屋は、4-3-3の左ウイングに配置されたこの一戦でも千両役者っぷりを如何なく発揮する。見せ場が訪れたのは、スコアレスで迎えた試合終盤だ。
81分、ペナルティーエリアでミラレム・ピャニッチの放ったシュートのこぼれ球にいち早く反応し、最後はゴール前で豪快に蹴り込んだ。
現地時間9月23日に行なわれたセリエA第5節のフロジノーネとの一戦、ユベントスは終盤に2点を奪って2-0と勝利したのだが、この試合で鮮烈な輝きを放ったのが、ポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドである。
前節のサッスオーロ戦で待望の移籍後初ゴールを含めた2点をゲットしていた点取り屋は、4-3-3の左ウイングに配置されたこの一戦でも千両役者っぷりを如何なく発揮する。見せ場が訪れたのは、スコアレスで迎えた試合終盤だ。
81分、ペナルティーエリアでミラレム・ピャニッチの放ったシュートのこぼれ球にいち早く反応し、最後はゴール前で豪快に蹴り込んだ。
その後、アディショナルタイムにフェデリコ・ベルナルデスキの追加点で相手を突き放したユベントスだったが、C・ロナウドの2戦連発となるゴールが、勝利をグッと手繰り寄せたのは言うまでもなかった。
この試合でも殊勲者となったC・ロナウドを、現地メディアも絶賛している。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「ユベントスにとっての不景気な夜に貴重な勝点3をもたらした」と銘打ったマッチサマリー内で次のように記している。
「この夜、ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)はあまりに多く抑えられた。しかし、C・ロナウドが頑としてゴールを求め続け、ベルナルデスキとともに勝利をもたらした。彼が試合を変えたのだ。それは時間帯的に遅いゴールだったが、ユベントスがチャンピオンズ・リーグやこうした難しい試合をモノにするために彼を獲ったのだなと確信できるゴールだった」
普段は辛口なイタリア紙から賛辞が送られる一方で、ユベントスの地元紙『Corriere dell'Umbria』は、「C・ロナウドのおかげで勝点3をもぎ取れた」と当然のように大絶賛している。
「難しい試合だった。81分にC・ロナウドが点を取るまで、ユベントスの5連勝は危ぶまれていた。しかし、ポルトガル代表の点取り屋が微妙な戦況から一瞬にしてチームを勝者へと変化させたのだ。決して綺麗ではなかったが、雷の閃光のような力強い一撃は彼がいる意味を証明するものだった。ユベントスはこうした難局を脱するために、C・ロナウド獲得に大枚を叩いたのだ」
一時はセリエAへの適応に時間がかかるとも指摘されたが、ここにきて2戦連続ゴールとギアが上がってきた感があるC・ロナウドは、さらなるゴールラッシュを決め込むことができるだろうか? そのパフォーマンスからまずます目が離せなくなってきた。