森保ジャパンも要注意!? 鮮烈2発でバルサの連勝も止めた今季絶好調のウルグアイ代表FWって?

2018年09月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

今季は3試合で5ゴールと絶好調。

バルサ戦で2ゴールを挙げたストゥアニ。同胞スアレスの前で決定力を見せつけた。(C)Getty Images

 今シーズン、公式戦6戦6勝だったバルセロナの連勝を止める原動力となったのが、ジローナの主砲クリスティアン・ストゥアニだ。

 現地時間9月23日に行なわれたラ・リーガ5節、敵地カンプ・ノウでの王者バルサとの一戦は、開始19分にリオネル・メッシに先制点を許す苦しい展開。だが、35分に敵CBクレマン・ラングレが肘打ちで一発退場したことで、ジローナに流れが傾く。

 迎えた前半終了間際、右サイドのアダイからのクロスを巧みなトラップで収めたストゥアニが、ジェラール・ピケのマークを振り切って冷静に同点ゴールを奪う。

 さらに、51分にはピケとの競り合いに勝ったポルトゥが抜け出してシュート。GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがセーブしたボールを強烈な一撃で叩き込んだのは、またしてもストゥアニだった。

 63分にピケのヘッドで追い付かれたものの、その後の猛攻を凌ぎ切り、2-2のドローで終了。数的有利だったとはいえ、敵地でバルサの連勝を止めた戦いぶりは称賛に値する。

 その立役者となったストゥアニは、ここ3試合で5ゴールとまさに絶好調。リーグ5位の21得点を挙げた昨シーズンを上回るペースで、ネットを揺らしている。

 この31歳の老練なストライカーは、10月16日に日本代表と対戦するウルグアイ代表の予備登録メンバーにも名を連ねている。ナショナルチームでは、ルイス・スアレスとエディンソン・カバーニという強力2トップのバックアッパーながら、韓国戦の4日後に行なわれる日本戦では、出番が巡ってくる可能性は小さくない。

 その空中戦の強さと得点嗅覚は、新生・森保ジャパンの脅威となるかもしれない。
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