川崎が名古屋を下し首位に勝点4差!! 元指揮官との“アタッキングサッカー”対決を制す!

2018年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半は名古屋の反撃を凌ぎつつ効率よく追加点

川崎は34分に阿部が追加点を挙げ、名古屋を突き放した。写真:徳原隆元

 J1リーグは9月22日、各地で27節の6試合を開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対名古屋グランパスの一戦が行なわれた。

 試合は、川崎に攻撃サッカーを浸透させた風間八宏監督率いる名古屋に対し、ホームの川崎が立ち上がりからチャンスを量産。20分には大島僚太のクロスが相手のオウンゴールを誘発し、ラッキーな形で先制する。

 さらに川崎は34分、ペナルティエリア手前でボールを受けた阿部浩之が左足を一閃。強烈なミドルでゴールネットを揺らす。川崎が2点をリードして前半を折り返した。

 後半は名古屋が徐々にリズムを掴み反撃。59分にはジョー、金井貢史とつなぎ、最後は金井のスルーパスに抜け出した前田直輝がゴールに流し込んで1点差に迫る。

 しかし川崎はその5分後、ピッチを幅広く使った攻撃を展開すると、車屋紳太郎からの折り返しに小林悠が反応。混戦でこぼれたボールがそのまま名古屋ゴールに吸い込まれた。川崎が再びリードを2点差に広げた。

 川崎はその後、ジョー、前田を軸にした名古屋の反撃に晒されながらも、効率よくカウンターで押し返しながら凌いでいく。結局、3-1でタイムアップ。川崎が名古屋に勝利し、勝点を52に伸ばした。首位の広島がFC東京と引き分けに終わったため、川崎は勝点4差に迫っている。
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