【J1展望】広島×FC東京|パトリックを警戒するFC東京、しかし今節の広島のキーマンは…

2018年09月21日 サッカーダイジェスト編集部

広島――「ストライカー」工藤が本領を発揮か?

故障者/広島=森﨑和 FC東京=鈴木
出場停止/広島=なし FC東京=室屋

J1リーグ27
サンフレッチェ広島 - FC東京
9月22日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
 
サンフレッチェ広島
今季成績(26節終了時):1位 勝点55 17勝4分5敗 41得点・20失点
 
【最新チーム事情】
●前節の鳥栖戦で初めてPK以外のセットプレーで失点。
●工藤が5試合ぶりの先発か。
●パトリックのパートナー争いは激しさを増す。
●城福監督、フォーメーション変更も視野に?
 
【担当記者の視点】
 実は工藤が先発したリーグ戦の戦績はすこぶるいい。5勝2分の11得点・1失点。彼自身が得点を挙げたのは16節・G大阪戦だけだが、1失点という結果が証明しているように、工藤が先発した試合は守備が安定する。
 
 組織的な守備を構築するには守備のスイッチを入れる役割が重要なのだが、そのタイミングの入れ方が工藤は上手い。彼のはっきりとした動きを見て全員がポジションを明確にし、ブロックを作るにしてもプレスに行くにしても判断していく。
 
 FC東京が本来持つ能力を考えれば、守備の組織化は絶対的な勝利の条件で、先発の可能性のある工藤に対する期待値は高い。最近は天皇杯や練習試合でもゴールを決めており、いよいよ「ストライカー」工藤の本領を発揮する時がやってきたのではないか。

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