「真に得難いプロ」「誰にもできない芸当」CL初戦で奮闘した長友佑都を地元メディアが大絶賛!

2018年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

あらためて称えられたその「スタンスとイズム」

CLの大舞台で際立った長友の存在感。ガラタサライを快勝に導いた立役者のひとりだ。(C)REUTERS/AFLO

 火曜日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ第1節、トルコ王者のガラタサライは本拠地にロコモティフ・モスクワを迎え、3-0の完勝を収めた。
 
 3シーズンぶりで檜舞台に帰還した名門を、トルコ国内のメディアはこぞって称賛。その試合で攻守正面に存在を誇示した日本代表DF、長友佑都への賛辞も相次いだ。
 
 トルコ・メディア『GS Gazete』にコメントを寄せたのは、前フェネルバフチェ監督で国内屈指の智将、アイクト・コジャマン氏だ。「ガラタサライの初戦の出来は想像以上に素晴らしいものだった。常勝チームへの転換期にあると思う」とチームを持ち上げたうえで、長友をこう評している。
 
「ロコモティフ戦で称えられるべきはナガトモの気の利いた働きだ。問題をすぐさま解決し、仲間を競争へと駆り立てるその振る舞いは、ピッチ上のほかの誰にもできない芸当である。チーム全体を俯瞰して見ているんだ」
 
 
 全国紙『Fanatik』の人気記者であるセルダール・ディンチバイリ氏は、また異なる視点から長友の存在意義を掘り起こしている。
 
「火曜日のゲームでもナガトモはパーフェクトに近いプレーを見せた。彼はプロフェッショナルとはどうあるべきかをいつも教えてくれる。他の選手が高級車やタトゥーなどさまざま欲求に駆られている間、ナガトモは家でも黙々と次の試合に向けた準備をし、これまでに6冊もの本を書いている。考えられないことだ! 日本におけるガラタサライの知名度アップにも貢献し、日本の外交官はナガトモを"日本とトルコの架け橋になってくれている"と称えた。ガラタサライは真に得難いプロフットボーラーを抱えているのだ」
 
 そのほか、全国紙『Aydinlik』も「ナガトモは普段にも増してソリッドな守備を披露し、攻撃においても積極性を示した。大きな舞台で頼りになる男であることをあらためて証明したのだ」と絶賛している。
 
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