新記録樹立のメッシ、CL制覇へ向けて好発進! 指揮官は「これほど有効なFKを蹴る選手がいただろうか!?」

2018年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼がハットトリックに飽きることはない」

今シーズンのCL本戦で最初の得点者となったメッシ。必殺のFKに、相手は成す術なしである。 (C) REUTERS/AFLO

 バルセロナは9月18日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ開幕戦で、PSVに本拠地カンプ・ノウで4-0と快勝したが、ハットトリックの活躍でチームを勝利に導いたのが、エースで主将のリオネル・メッシだ。
 
 32分に直接FKで均衡を破ったメッシは、77分と87分にも加点。これが自身CL通算8回目のハットトリックで、歴代単独トップに躍り出た。
 
「ESPN」によると、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は試合後、「メッシが自分のチームにいるのは恩恵であり、他のチームにとっては問題だね」と、大エースを絶賛している。
 
「彼は、特別なことをありふれたことのようにやってのけてしまうんだ。今日は3ゴールを挙げた。均衡を破るために、必要としていたタイミングでFKを決めてくれたよ。見事なFKだった。そして彼が、ハットトリックに飽きることはない」
 
「我々は、他にないものを目にしているんだ。長年、見ることができなかったことをね。リーガ・エスパニョーラで言えば、彼のような選手は、記憶にないよ。そしてこれからも、彼のような選手を見つけるのは大変なことだろう」
 
 バルベルデ監督は、「これまでも、偉大なFKキッカーたちがいた。だが今のメッシほど、有効なFKを蹴る選手が他にいただろうか」と、メッシのプレースキックにも改めて賛辞を寄せた。
 
 FKについては、チームメイトのイバン・ラキティッチも、「彼の左足は素晴らしい!」と称賛している。
 
「もっともっと、ゴールを決め続けてくれることを願っているよ。彼がFKを蹴る時は、もう得点を祝う場所に、直接向かうほどだよ(笑)」
 
 これまで、CLでは4度の優勝を経験しているメッシだが、ここ3シーズンは宿敵レアル・マドリーが3連覇という偉業を果たした一方で、バルセロナはいずれも準々決勝敗退に終わっている。ここ7シーズンでビッグイヤーを掲げたのは、1回だけだ。
 
 今シーズンの開幕前、メッシはカンプ・ノウにビッグイヤーを持ち帰ると、サポーターに誓っている。その気合が、初戦でのハットトリックという活躍に繋がったのかもしれない。

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