「バイエルンは本気だ!」兵役免除でソン・フンミンの株価が急上昇! 値札は大台超えとも

2018年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロッベン&リベリの後釜に指名か

バイエルンからの関心が伝えられたソン・フンミン。はたしてキャリアのピークはどのクラブで迎えるのか。(C)Getty Images

 先のアジア大会にオーバーエイジ枠で参戦し、見事に韓国代表を優勝へと導いたソン・フンミン。金メダル獲得によって21か月間に及ぶ兵役が免除され、フットボールキャリアにおける大きな試練を乗り越えた。
 
 およそ1か月間の離脱を経て、すでにソンはトッテナム・ホットスパーに帰還。スパーズとの現行契約は2023年6月まで5年間もあり、選手本人も「できるかぎり長くここでプレーしたい」と語っている。一方、兵役回避が確定したことで、名アタッカーの株価は上昇の一途を辿っているという。国内のマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーが関心を示しているようで、その移籍金はいまや7500万ポンド(約113億円)に跳ね上がったと報じる英メディアもある。

 
 そんななか、英紙『The Sun』が伝えた最新情報が、バイエルン・ミュンヘンからのラブコールだ。
 
「兵役が免除されたことで、ソン・フンミンの人気と知名度はうなぎ上りだ。彼はプレミアリーグでの3年間で30ゴールを決めているが、その前はドイツで41得点を決めていた。そんな韓国代表に興味を抱いているのがほかでもない、絶対王者のバイエルンである。前線で幅広く活躍できるソンを格好の補強ターゲットと捉えているのだ。キングスレー・コマンが長期離脱中で、アリエン・ロッベンとフランク・リベリの後釜探しも急務。ソンの引き抜きを本気で模索している」
 
 もしそうなれば、トッテナムは徹底抗戦の構えを見せるだろう。ソンは単なる戦力として不可欠なだけでなく、クラブのアジア戦略においても重要な役割を担っているからだ。もはやおいそれと手放せるタレントではない。
 
 いずれにせよ、今後周辺はより賑やかになっていくだろう。兵役という悩みを解消し、プロフットボーラーとしていよいよ円熟期に突入する26歳。アジアナンバー1ストライカーのさらなる進化に期待だ。
 
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