【神戸】吉田孝行監督の解任を発表!暫定体制は決定も新指揮官は誰に?

2018年09月17日 サッカーダイジェスト編集部

林健太郎アシスタントコーチが暫定監督に昇格

昨夏から指揮を執ってきた吉田監督。約1年での解任となった。写真:徳原隆元

 ヴィッセル神戸は9月17日、トップチームの体制変更を発表。吉田孝行監督をはじめ、ゲルト・エンゲルスヘッドコーチ、内山俊彦アシスタントコーチ、公文栄次ポルトガル語通訳兼アシスタントコーチの解任と配置転換を行なうとした。
 
 新たな体制では、林健太郎アシスタントコーチが暫定監督に昇格、さらにアカデミースタッフのマルコス・ビベス氏がヘッドコーチに就任した。クラブは、新たなチームスタッフ体制の詳細が決定した後、改めて正式な体制を発表するとしている。
 
 昨年8月にネルシーニョ監督に代わって指揮を執ることになった吉田監督は、"バルサ化"を目指している今季は10勝6分10敗の成績。チームは、一時4位と上位に食い込んだものの、24節の横浜戦からリーグ戦3連敗を喫し、8位まで後退しており、目標のACL出場権獲得が難しい状況となっている。

 吉田監督は、公式ホームページで以下のようにコメント。

「ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さま、日頃よりご支援、ご声援いただき誠にありがとうございます。今シーズンは ACL 出場を目標に戦っております。私の力不足で満足のいく結果を出すことができず、クラブの成長をお見せすることができず、悔しい思いで一杯です。 

 私はヴィッセル神戸が大好きで、現役時代からこのクラブでタイトルを獲ることが夢でした。現役引退後も全力で向き合ってきました。このクラブはまだまだ成長して、目標を達成できるクラブだと思います。

 このクラブへの愛情は尽きることはありません。今後ともご声援のほど、宜しくお願いします」

 気になるのは、新監督は誰になるのか。例えば20年以上にわたりアーセナルを指揮し、95年から96年まで名古屋を率いたアーセン・ヴェンゲルは、今年の初めには日本復帰への意思があることを報道されていた。またかつての監督のネルシーニョも今年4月にブラジルのスポルチの監督を辞任してフリーとなっている。
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