日本代表MFの青山敏弘らを擁する首位・広島と、元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレスを擁する16位・鳥栖の一戦は、ディフェンス陣が大奮闘を見せたホームチームの勝利に終わった。
　
　試合は拮抗した展開のなか、76分に鳥栖が先制点を奪う。敵陣右サイドで獲得したFKから途中出場のDF安在和樹がゴール前にクロスを送ると、これをセンターバックの高橋祐治がヘディングでネットを揺らし先制点。鳥栖は、その後も堅守を貫き、首位相手に大金星を収めた。

　決勝点をゲットした高橋祐にとっては、これがJ1初ゴールとなった。
 

　記念すべきJ１初得点、そして勝利に喜んだのは鳥栖のサポーターだけではなかった。高橋祐治のふたりの姉、高橋メアリージュンと高橋ユウが、自身のSNSで弟の快挙を称えている。ともにモデル・女優として活躍している美人姉妹で、弟の試合をスタジアムで観戦することも。

　長女の高橋メアリージュンは試合中は仕事だったのか、ライブ観戦はしていなかったようで、自身のツイッター上で鳥栖のサポーターから報告を受けた。
 「メアちゃん！祐治がきめたよ！！！いま！」という投稿にリプライで反応。
「今親から泣きながら電話かかってきました。（笑）」と、弟のメモリアルゴールを喜んだ。

　また、次女の高橋ユウは、自身のインスタグラムのストーリー（24時間で消えてしまう投稿）を更新。「My Brother did it!!!最高！」というコメントとともに、祐治がガッツポーズする写真を投稿し、弟の大金星を祝っている。

　ふたりの姉の応援は弟にとっても心強いはず。高橋メアリージュンは自身のインスタグラムに度々スタジアム観戦の様子を投稿しており、「いつか鳥栖に行ってみたい」とも。ちなみに高橋にはふたりの姉に加えて、デザイナーの高橋源治という兄がいる。

　近い将来、サガン鳥栖のホームスタジアムに高橋姉弟が集結する、なんてこともあり得るのかもしれない。