日本最高峰のレジスタ遠藤保仁がイニエスタと対戦!世界的クラッキに抱いた印象は?

2018年09月15日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「多少なりとも危険な存在だと思っていた」

遠藤(写真)は、チームとして、イニエスタのスルーパスを許した先制点の場面を反省。それでも「それ以外は対応できた」と手応えも口にした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ26節]神戸1-2G大阪/9月15日/ノエビアスタジアム神戸
 
 ついに日本屈指のレジスタと、世界的クラッキが相まみえた。
 
 9月15日、ノエビアスタジアムで行なわれたJ1・26節のヴィッセル神戸対ガンバ大阪戦。神戸のアンドレス・イニエスタとG大阪の遠藤保仁がマッチアップした。
 
 遠藤は3-4-1-2システムのボランチ、対してイニエスタは4-3-3のインサイドハーフ。激しく競り合うよりも、スルリと相手のマークを掻い潜ってパスを散らす、お互いのスマートなゲームメイク力が光った。
 
 遠藤はスペインの至宝とも呼ばれるイニエスタとの対戦をどう感じたのか。試合後に、チームとしての対応を振り返った。
 
「そんなに高い位置まで来なかった。低い位置でボールを受けて、という感じでした。ただ多少なりとも危険な存在だとは思っていました。相手の1点目は彼のスルーパスからなので、もう少し厳しくいくべきだったかなと思います。けれど、それ以外はチーム全体として対応できていたとは思います」
 
 遠藤は、先制ゴールを演出された35分の場面を反省した一方で、チームとしてよく守り切れたことを評価。イニエスタを"危険な存在"と警戒して粘り強く対応した結果が、2-1の逆転勝利の一因となった。
 
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェストWEB編集部)
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