先発復帰の中村俊輔が存在感を見せるも…C大阪×磐田は1-1のドロー決着

2018年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤はC大阪が猛攻を仕掛け、ビッグチャンスも

中村はFKで何度かチャンスを作ったが、ゴールには結びつかなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ26節]C大阪1-1磐田/9月14日/金鳥スタ
 
 J1リーグ26節のセレッソ大阪対ジュビロ磐田が14日、キンチョウスタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 試合が動いたのは55分、先制したのは磐田だった。右サイドでボールを受けた高橋祥平がクロスを上げると、これをGKキム・ジンヒョンがファンブル。すかさず田口泰士が反応してゴール前にボールがこぼれ、櫻内渚がボレーで突き刺した。
 
 ビハインドを背負ったC大阪はその後、ソウザが積極的に攻撃参加して磐田ゴールを脅かす。そうして迎えた78分、ソウザのミドルが相手にブロックされて得たCKから、オスマルが頭で合わせて同点弾を流し込んだ。
 
 C大阪はさらに攻撃の手を強めて逆転弾を狙う。82分にオスマルが決定的なヘディングを見舞い、試合終盤にはソウザ、山口蛍らが立て続けにシュートを放った。しかし、いずれも磐田のブロックにあってゴールはならず。そのまま試合は1-1で終了した。
 
 優勢に試合を進めたC大阪は、キンチョウスタジアム改修前の最後の試合を勝利で飾れず。ユン・ジョンファン監督は、「良い状況は作れたが、逆転できずに残念」と悔しさを噛み殺した。

 一方の磐田は、中村俊輔が4月21日の9節・仙台戦以来、約5か月ぶりとなるスタメン復帰を果たし、セットプレーで相変わらずの存在感を示したが、結果には結び付かなかった。

 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事