「良いパーソナリティーを持っている」としつつ、カントナはモウリーニョの戦術に不満
モウリーニョ(右)の戦術に不満をこぼしたカントナ(左)は、「私ならクリエイティブにできる」と監督就任へ意欲を示した。 (C) Getty Images
ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは、昨シーズンのプレミアリーグで圧倒的な強さを誇った。一方で、ジョゼ・モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッドは、アレックス・ファーガソン元監督が引退してから最高位となる2位につけたが、宿敵に勝点19差をつけられた。
今シーズンも、開幕から3試合で2敗を喫し、モウリーニョの進退も騒がれているユナイテッドについて、クラブのレジェンドであるエリック・カントナは、古巣が勝利を取り戻すと信じているようだ。
英紙『Daily Mail』のインタビューで、元フランス代表FWは、「まだシーズン序盤だ。早すぎる。ユナイテッドは常に偉大なクラブで、これからも偉大であるだろう。勝利を手にするはずだ。私は知っている」と語り、さらに自身の見解を口にした。
今シーズンも、開幕から3試合で2敗を喫し、モウリーニョの進退も騒がれているユナイテッドについて、クラブのレジェンドであるエリック・カントナは、古巣が勝利を取り戻すと信じているようだ。
英紙『Daily Mail』のインタビューで、元フランス代表FWは、「まだシーズン序盤だ。早すぎる。ユナイテッドは常に偉大なクラブで、これからも偉大であるだろう。勝利を手にするはずだ。私は知っている」と語り、さらに自身の見解を口にした。
「だが、プレーが良くない。監督がファンにとって間違ったかたちのプレーをさせている。面白くなく、創造性がない。モウリーニョは好きだよ。良いパーソナリティーを持っている。だが、ユナイテッドには合わない。彼らはグアルディオラを監督にすべきだ。ただ、彼は別のクラブで見事にやっている。
シティは素晴らしいサッカーをしている。ペップはヨハン・クライフの信奉者だ。バルセロナではクライフの下でプレーし、彼がすべてを学んだ。ユナイテッドにいるべき監督は彼だけだ」
ただ、カントナは、「まあ、私を除いてね」と、グアルディオラ以外にユナイテッドの監督として、自身がふさわしい人物だと、付け加えている。
「彼らから呼ばれれば、私は行く。楽しむよ。彼らは私がどこにいるか知っている。(自分が監督になれば)我々はまたクリエイティブなサッカーをするようになるだろうし、ファンにとっても素晴らしいことだろう。ファーガソン時代のようになるのさ。
彼は選手たちに創造的でいることを許し、個々に扱ってくれた。彼の下で我々は全員が特別と感じられたんだ。みんな愛されていると感じた。彼はつねにほめてくれたよ。良い人で、良いリーダーだった」
苦境に立たされるユナイテッドを救うのは、グアルディオラか、それともカントナか? いずれも指揮を執る可能性は低いと思われるが……。