元イングランド代表FWクラウチが“笑撃”エピソードを告白! 「僕はシャビ・アロンソの奥さんに…」

2018年09月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

イケイケだったクラウチが体験した面白エピソード

最前線で身体を張るクラウチに絶妙なパスを供給するシャビ・アロンソ。二人のコンビは、熱狂的で知られるリバプール・ファンを唸らせていたが……。 (C) Getty Images

 かつて2メートルを超える大型CFとして一世を風靡した元イングランド代表のピーター・クラウチが発売した自伝本「How To Be A Footballer(フットボーラーであるために)」の内容が話題となっている。

 1998年にダリッジ・ハムレッド(英7部)でプロデビューを飾ったクラウチは、トッテナムやリバプール、ストークといった国内の名門クラブを渡り歩き、イングランド代表としても、2006年のドイツ大会、2010年南アフリカ大会と、二度のワールドカップに出場するなど、そのキャリアは実に華々しいものだ。

 そんな男がこの度、出版した自伝本は、自身のキャリアで起きたピッチ内外の様々な出来事が克明に記されている。その興味深い内容の一部が、クラウチがコラムニストとして執筆している英紙『Daily Mail』で公開された。
 
 なかでも読者の関心を引いたであろう傑作が、2005年の7月から約3年間在籍したリバプール時代の出来事だ。クラウチは次のように書き始めている。

「僕はリバプールと契約した時、街の中心にある『ホープ・ストリート・ホテル』って場所で生活していたんだ。そこのホテルにいた受付の女の子がめっちゃかわいくてね。自分にずっと笑いかけてくれることが信じられなかったくらいさ。で、ある練習の日に仲間に言ったんだ。『彼女は本当に綺麗なんだ。イケると思う』ってね」

 仮住まいをしていたホテルで運命的な恋をし、その美女に「好意を伝える決心までした」というクラウチだったが、この話にはしっかりとオチがある。

「話を聞きつけたジェイミー・キャラガーが他の選手を呼んで、『クラウチー(リバプール訛りを表記したもの)、もう一度教えてくれよ』って言うんだ。だから、『彼女は僕に首ったけだ。なんせ僕はノってるからね』と返したよ。

 そうしたらキャラが、『彼女はどんな感じの子?』とまた聞く。僕は『アメージングだ。黒髪でスペイン人っぽい』と見た目について話したら、彼女がシャビ・アロンソのパートナーだということが分かったんだ……。彼女は英語の練習のためにホテルでちょっと働いていたんだよ。ジーザスって感じさ」

 なお、この話は冗談っぽく締めくくられており、シャビ・アロンソの下に話が行き届いたのかどうか、までは記されていない。いずれにしても、クラウチの人柄が垣間見えるエピソードだ。
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