ゼルビアの逸材、橋村龍ジョセフの来季トップチーム昇格が決定!“史上初”のケース

2018年09月08日 サッカーダイジェスト編集部

「いつか、ゼルビアを背負って立つような選手になれるように」

昨年3月の岡山戦でJデビュー。クラブの最年少記録出場記録を打ち立てた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 FC町田ゼルビアが9月8日、下部組織に所属する橋村龍ジョセフの来季トップチーム昇格を発表した。
 
 現在18歳の橋村は、イギリス人の父親と日本人の母親を持つハーフで、スピーディなドリブルなどが持ち味のストライカー。小学生時代には聖ヶ丘SCとゼルビアフットボールスクールに通い、町田Jrユースを経て町田ユースへと進んだ。全カテゴリーを町田の下部組織で育ち、トップチーム昇格を果たすのは、クラブ史上初のケースとなる。
 
 昨年の3月にクラブ史上初の2種登録をされると、3節の岡山戦でJデビュー。16歳6か月17日での出場は、クラブ最年少記録であり、J2リーグ歴代2番目の年少記録だった。
 
 Jデビューを飾ったのと同じ頃にはU-17日本代表にも初選出され、今季は開幕時から2種登録。天皇杯2回戦の岡山戦で途中出場した。
 
 橋村は、町田の公式HPを通じて以下のようにコメントしている。
「この度、ユースからトップチームに昇格することができ、大変嬉しく思っています。そして、こうしたスタートラインへ立たせてくださったFC町田ゼルビアの関係者の方々をはじめ、チームメイト、家族へ感謝したいです。
 
 小学3年生でゼルビアのスクールに入り、それからずっとプロ選手を思い描いてきました。自分をここまで育ててくださったアカデミーコーチの皆さんには、本当に感謝しています。ありがとうございました。
 
 自分がトップチームで活躍すればアカデミーの活性化にもつながるという責任と感謝をもって、また、それが恩返しにつながると信じて、これからも変わらずに日々努力していきたいと思います。
 
 今年トップチームへ帯同させていただき、プロの責任感や技術など、様々な面で学ぶことができました。それを必ずプラスにして活躍できるように頑張っていきたいと思います。そしていつか、ゼルビアを背負って立つような選手になれるよう、プレーも人間面も磨いていきたいと思います。
 
 ファン・サポーターの皆様、これからも応援をよろしくお願い致します」
 
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