【ルヴァン杯】クリスティアーノの一発で柏が執念のドロー! 甲府はホームで二度のリードを守れず

2018年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半はシーソーゲームの展開に

残り5分で同点のヘディングシュートを決めたクリスティアーノ。第2戦への大きなアドバンテージをチームにもたらした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップの準々決勝は9月5日、各地で第1戦の4試合が開催され、山梨中銀スタジアムで行なわれたヴァンフォーレ甲府対柏レイソルは、2対2の引き分けに終わった。

 J2勢で唯一残っているホームの甲府は前半、柏の圧力を受けながらも粘り強い守備で無失点で切り抜ける。すると後半に入って54分、特別指定選手の中山陸(東海大相模高)が混戦のこぼれ球を押し込み、甲府が先制する。

 しかし柏も63分、右サイドからのクロスを中川寛斗が押し込んですぐさま同点とすると、69分に甲府の曽根田穣に勝ち越し弾を許して迎えた85分、CKからクリスティアーノがヘディングで起死回生の一発。柏が二度先行されながらも再び追いついてみせた。

 試合はこのまま2対2でタイムアップ。第1戦はドロー決着となったが、ふたつのアウェーゴールを奪った柏が、ホームでの第2戦に向けて優位な立場を築いた。第2戦は9月9日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれる。
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