またもシント=トロイデンにサムライが! フランクフルトから鎌田大地が期限付きで駆け込み移籍

2018年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでに4人の日本人選手が在籍中

フランクフルトでは苦戦していた鎌田。ベルギーで心機一転を図る。 (C) Getty Images

 またも日本人選手がベルギーの地、それもシント=トロイデンへとやって来た。

 現地時間8月31日、ベルギー1部のシント=トロイデンは、ドイツ・ブンデスリーガから日本人MFの鎌田大地を1年のレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 鎌田は、高卒入団となったサガン鳥栖で2015年にプロデビュー。そこでメキメキと力をつけると、2017年6月にドイツのフランクフルトへステップアップ移籍。さらなる成長が期待されたが、クロアチア代表のアンテ・レビッチやメキシコ代表のマルコ・ファビアンといった実力者たちとの激しい競争を勝ち切れず、徐々に出場機会が減り、昨シーズンはわずか3試合の出場に止まった。

 そんな22歳のMFが活躍の場を求めて入団したシント=トロイデンは、昨年11月に日本企業の「DMM」グループが買収したこともあり、チームには遠藤航、冨安健洋、関根貴大、小池裕太という4人の日本人選手が在籍している。

 同クラブ5人目の日本人選手となる鎌田だが、同じリオ五輪世代である遠藤、冨安、関根らとともに研鑽を積むことで、スキルアップする可能性は高いか。いずれにせよ、フランクフルトで見せられなかった活躍を期待したい。
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